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Channel: 信州小諸通信
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鴇久保ビオトープ

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 「あぐりの湯こもろ」を少し上がったところ、鴇久保の集落の入口に、「鴇久保ビオトープ」の案内板が立っています。近くなのに、つゆぞ行きそびれていたので、回ってみました。
 ビオトープとは、ドイツから来た外来文化ですが、生物群集の生息空間をさすと言われています。言ってしまえば、昔の農村や里山を思い浮かべれば良いのでしょう。農薬栽培などで、人里の環境のなかで最も破壊が進んだのが水辺環境と言われます。水質汚染が進み、身近に見られた生き物が姿を消している現状に目を向け、環境共生の理念から、環境維持や改善する運動として、ビオトープという概念が使われるようになったのだそうです。
 だから、昔ながら里山を保存することが大切です。なるほど、現状のままという環境が目の前に現れました。質素なテント張りがぽつんとあり、パイプ椅子が放置されているだけです。周辺は、棚田風の段々畑に水をたたえて連なっています。
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   テント内にはこの近辺の草花の写真が掲げられていて、思わず探して見たくなります。山間から浅間山が望めるのも、ここならのものです。鴇が住める環境を作ろうという意気込みの地名にぴったりの土地柄です。派手な宣伝もなく、素朴そのものがビオトープに最適とさええ感じる土地です。
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