近年、野生のニホンジカによる農作物への被害が社会問題になっています。ここの別荘地内でも時として集団(10頭ぐらい)のシカが目の前を横切っていくのを目撃したこともあり、農家が頭を抱えている実情が分かります。そこで小諸市でもその対策として、駆除対策を進めているとの記事が市の「広報」で取り上げられています。平成27年度の捕獲数が何と220頭にもなっているとのこと。その処理にかかる費用が年間で500万円を超すに至っていると言います。
そこで、鹿肉を活用する方途の研究が現在進んでいるとのことです。それは、人間の食肉として活用することは以前から各地で話題になっていますが、それでも捕獲量をこなすほどにはいかず、考えついたことが、ペットフードとして再生しようとの計画が進んでいるというのです。
今や、ペットも殿様気取り。それにしても面白い試みだと思え、行く末を見守りたいと思いました。