蓼科牧場の交差点まで戻り、蓼科高原へ向かう道をしばらく行くと、「御柱の道トレッキングコース」の駐車場に着きます。ここも、以前から行ってみたいと思っていたので、雨の合い間を狙って歩いてきました。往復90分の坂道ですので、少し労働しましたが、良い汗でもあります。
道順標識は整備されており、当初は欄干付きの木道が張り巡らされています。
途中から、苔の生している歩道を歩きます。
五社大神 ![イメージ 14]()
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国有林の払下げで、炭焼き・植林等で遠くより来た当時の人足が(茅野・木曾・諏訪・戸隠・伊那等)各方面から仕事にきており、信仰的な方たちが多く(特に御嶽講)林業従事者の山の神を兼ね、五社(蓼科神社・伊勢神宮・御嶽神宮・諏訪大社・山の神)を祭ったことから五社大陣と言う。
しばらく塩沢堰の沿って歩きます。見るからに頑丈な造りの立派な用水です。
塩沢堰 ![イメージ 4]()
御柱御用材伐採跡 ![イメージ 6]()
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六川長三郎勝家が、私財を投げうって五年の歳月を費やし正保三年(1646年)に完成した塩沢堰は、弁天神を源泉とする本堰(現在地の堰)と出水を源泉とする和見堰の二筋からなり、里の塩沢地籍まで総延長約五十五キロメートルにおよび、未開の大地を開発し、今日の地域基礎の基をなした由緒深い堰である。
やっと切り株が見られるところ来て、あちらこちらに御柱の表示がされています。
全国に広がる諏訪大社の総本山。諏訪大社の御神座の四隅にモミの大木を曳き建てる御柱祭は、七年に一度諏訪地方の氏子が参加して行われている。平成十六年に開催された御柱祭ではここから伐採された大木八本が御柱として切り出されました。
帰途、陣内森林公園の高台に立つ「三望台」から浅間山を望みます。ここまで降りてくると雨は降っていません。
さらに立科町の芦田まで降りると展望が開け、浅間山も全景が見られます。