蓼科牧場からゴンドラで登ると「御泉水自然園」に行けます。以前から行く機会を狙っていたのですがなかなか実現しませんでした。やや、季節的には十分ではないのですが、出かける目標にしていました。ここは、明治100年記念事業の第一号として開設された自然園です。標高1830m、蓼科山の中腹に位置します。
ゴンドラではなく、自然園の方にも入口 があるので、夢の平林道を上ります。白樺の中を行き、「夢の平展望園地」というところから、目下に女神湖を望めます。晴れていれば正面に北アルプス連峰が望めるのですが。
(「夢の平林道」⇒http://blogs.yahoo.co.jp/akira_o2ka/15822368.html’05.11.9)
駐車場からビジターセンターで受付を済まします。センターには自然園での高山植物の写真展があり、花を確めて、木道を歩みます。
ちょっと開けたところに「湧水水汲み場」があり、ちょっとしたオアシスです。「蓼科の水」が飲めますが、ミネラル豊富な飲料水として下界の水源地でもあります。
水は命の源です。蓼科山から湧き出た水は立科町の大地を潤しおいしい立科米や立科りんごを育てます。
硬度十二・五度の超軟水で口当たりがまろやかで「御泉水」と呼ばれています。身体にやさしく新陳代謝を促進し、茶の湯やコーヒー、紅茶用として味と香りをひきたたせます。 立科町
高山植物園もあります。季節的なことでしょうか、開花している花は少なかったです。表示は、左、キンロバイ(金露梅・バラ科)、右がイブキジャコウソウ(伊吹麝香草・シソ科)とあります。
別のコースとして竜ヶ峰周路という方も約90分というので、周ってみました。途中、お花畑という開けたところがありましたが、花は見られませんでした。