家内が近くのデパートのバスツアーに当たって、同伴者も有料で参加が可能と言うので、家内から誘われ、房総へ行ってきました。今までに何回か同じツアーがあったのですが、それぞれ名所名跡だったのが今回はあまり聞かないところでした。
当日はあいにくの小雨日和。でもそれだけに夏日から逃れ、日焼けにも晒されず、それなりに助かりました。
このバスツアー、毎回、どういうわけか真珠屋や宝石店に寄って、1時間半も滞在して、安売りに付き合わせられるのですが、今回も初っ端から目的地の房総とは反対の内陸の方のジュエリーメーカーに寄りました。初めから買う意思のない夫婦にとっては退屈な時間つぶしでしたが、まずは東京湾のアクアラインで「海ほたる」で休憩。ここは前にも来たことがありますが、降りてショッピングするのは初めて。天候が悪いので海上には何も見えなかったのですが、その建築のすごさには改めて感じ入りました。
店舗もデパート並みで結構観光客がいます。甲板から見るものも幾何学的な近代技術の船舶を感じさせます。
房総に渡ると、あちらこちらの道の駅とか、酒造蔵などに停まります。さすが千葉だけあって、落花生の諸土産が多いこと。落花生のつかみ取りというのがあったり、また海浜のため海産物も新鮮です。「いわしバーグ」というのを試食させてくれたり、なぜか琵琶のソフトクリームのサービスあっ![イメージ 5]()
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たり。昼食は大食堂で用意されていました。ちょこっとした刺身や、混ぜご
飯の食べ放題が売りのようだったけど、以前行った信州馬肉刺しや焼津のマグロのトロの方が美味しかったと思いました。
最後の方で、亀岩の洞窟と濃溝の滝というところに寄りましたが、これはSNSに投稿されて注目されるようになったという新興の観光地のようでした。約350年前の江戸時代前期に水田に水を引き込むために掘られた人工的な洞窟で、一日の中でも差し込む日光の加減によって木々と苔に覆われた洞窟が幻想的な雰囲気を漂わせるとのことですが、あいにくの雨天では見逃しました。観光対策か、「幸運の鐘」なんかあって!
濃溝の滝は遊歩道から一部しか見られませんでしたが、滑り滝のようでした。ここからバスの待つ駐車場まで木道が整備されていますが、現在ほたるの育成をしているとのことでした。
なかなか房総は行くことが少ないので、その全容はわからないのですが、結構山並みのあるところでした。房総スカイラインという道路が山並みの中を縫うように走るのですが、原始林のようなところを快走しました。