テレビの報道で、近くの安藤百福記念自然体験活動指導者センターに、ツリーハウスが作られ披露していると知りました。早速、翌日日曜日、教会の帰りに寄ってみました。前日に披露のイベントがあったようです。林の中に点在する楽しいハウスが見られます。家に帰って、センターのHPを参考にして再度その斬新さを味わいました。
バード・アパートメントと名付けられた見るからにユニークな鳥小屋を兼ねたツリーハウスのようです。小鳥たちと人間の共存のハウスとの発想です。
又庵(Yu-an)と名付けられた吉野杉から生れた、茶室を構想したハウスで、建築家で早大教授の古谷誠章さんのデザインによるものとか。
チーズハウスと名付けられたハウスは、見るからに美味しさを味わえるチーズ形です。入口のフォークのアクセントが効いています。プレイセットプロダクツという三人のデザイナーチームによるものだそうです。
設置場所が浅間山を正面に望める立地点ですが、この日は澱んだ天空で浅間山はすっかり霞んでいて残念でした。
オオムラサキと言うのは、この辺りに生息する国蝶から取ったツリーハウスの名称だそうです。見るからに飛び立つ蝶を連想させます。デザイナーはKANIKAPILA DESIGN Inc.とのこと。
「間」と名付けられたツリーハウスもユニークです。「手すりも壁もない板の間が、樹々の中の空間を切り取って出現した世界」とデザイナーの佐藤可士和さんが言っています。
最後は網を張ったようなツリーハウス。NEST(巣)と名付けられて、発電装置を備えて、エネルギー源に対する課題意識から発想しているとか。ENERGY MEETという三人の建築家による作品です。