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Channel: 信州小諸通信
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懐古神社例祭

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  なかなか出かけ無精になってしまい、久しぶりのUPです。
 小諸懐古園は、さくらの名所ですが、今年は開花も散るのも早いようです。一応4月一杯が桜まつりになっていて、遅くばせながらも、馬場跡の広場には花見を楽しんで人達がいます。
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  小諸八重紅枝垂は、後咲きの名花で、まだ盛んに咲き誇っているようです。
  昨日、今日は、懐古園の中にある懐古神社の例祭とあって、城内には50店ほどの露店が出て、祭り気分を煽っていました。
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  馬場跡広場の四阿屋では、草笛会の会員が、草笛の指導をしています。その前にある武器庫では、草笛の祖、横山粗道翁の展示会が公開されていました。
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「武器庫 この建物は文化十四年(1817)藩主牧野康長公が建てたものです。廃藩後、取りこわされ八幡村依田仙右衛門氏宅へ移し更に東京へ移築し使用していたものを復元するため当時の外観など原形に近いものを建てようとして再建したものです。」




「横山粗道 草笛四摂法  
  草笛の音色が何処からともなく聴こえて来たときに、草笛というのは音色がもの悲しいから、これを聴くとしんみりするんだね、しんみりすると雑念がなくなる、早く言えば雲がなくなると、すっとそこに自から満月があるように、ほんとうに温かい心が今度はすぐに現れんです。するとホッとするんです、しんみりして雑念がなくなるとね。そのホッとしたのを旅情をなぐさむというんですですから、草笛を吹くってことは布施。それから草笛というのは人の心をしんみりさせて雑念をなくすから愛語なんです。やさして言葉だね。いつくしみの言葉、愛語・・・・、それで人を利益するでしょう。だから利行でしょう。他利行ね。そして旅人と一緒だから同事ってことになってね。草笛を吹くのは布施、草笛の音色は愛語、草笛で旅人の心をなぐさむるは利行、草笛を吹いて旅人の友となるは同事。だからこれは正法眼蔵の四摂法の巻を葉っぱ一枚でやっている。それでね、樷林は七十三役というけれど、もう一役足してくれ、そして私を七十四役にして下さいって、永平高祖さまにお願いしたら・・・「よし、よし」って・・だから草笛吹いただけで四っつが一っぺんにできる。だから草笛吹く方が説教するより簡単でいいなあと思って・・・ほんとうに人に説教するなんてことは大変なことですよ。草笛吹く方が私には簡単だね。       草笛禅師 横山祖道 人と作品 紀尾井書房」
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       (「懐古園の花見」⇒http://blogs.yahoo.co.jp/akira_o2ka/46298110.html’07.4.17)
       (「懐古園の夜桜」⇒http://blogs.yahoo.co.jp/akira_o2ka/63595130.html’15.4.24)
       (「小諸八重紅枝垂」⇒http://blogs.yahoo.co.jp/akira_o2ka/2053040.html’05.4.28)
       (「本丸跡・懐古神社」⇒http://blogs.yahoo.co.jp/akira_o2ka/46245794.html’07.4.15)








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