同じ別荘地内にそば店が開業したと家内が聞いてきました。
ご主人が一人で、上田市内の大きな民家を移築して作り上げたとのことです。二つの本格的な和室に三席がありますですが、凝った和室の造りが落ち着きます。調度品もなかなか骨董なみのものや民芸品が並んでいます。
真上の天井に見られる太い梁が民家の旧さを物語ります。もともとは養蚕家の家だったそうです。
営業は土・日曜と祭日、11時から15時に、予約してうかがうとのことですから、早い者勝ちというか。浅間山麓産のそば粉を使った十割そばとこだわりのそばが出てきます。添えられた山菜など信州の野菜など、味わいある小諸そばがいただけます。食後には、手の空いたご夫妻と懇談ができ、気持が開放されます。まったく別荘地の中、周辺の点在する家とも距離があり、閑静な環境で一層気持がゆったりとさせられます。これからは、来客があっても、小諸の街まで出かけなくとも、ごく身近でおてもなしができそうです。