まったく思いもよらないことでしたが、突然、在職した役所から首相名義での招待状が届きました。昨年の叙勲との関係でしょうけど、こんなことに金遣ってなどと思いながらも、家内が喜んでいるので、叙勲のときと同じ気分で、物見胡散に行ってみました。大規模な催しで、1万人に及ぶ人が呼ばれているとか。
初めて入った御苑の立派さにびっくりしました。樹木も貫録十分に茂っていて、伝統を感じます。池を望む視界の良さも品の良さを感じます。
ロープの張られた内側には、芸能人を中心とした一団が入り、ずいぶんと幅広い有名人が呼ばれています。テレビでお馴染みの人たちはすぐ分かりましたが、若いタレントたちはさっぱり分からず、しかし、皆美人ぞろいでした。芸人同士も久しぶりという人もいるようで、華やかなひとときでした。
「さくらを見る」といっても、ほとんどは散ってしまっており、安倍首相のあいさつも、散ってしまっても私のようにもう一度咲かせることができると言うように、うまいこと言っていました。まあ、「人を見る会」のよう。その後、ぐるりと回って手を振り愛想良くしています。なるほど選挙も近いことと思わざるを得ないところです。そういえば野党関係の政治家の顔はまったく見かけませんでした。